ぶーむ

ぼやき

ブーム:にわか景気。また、にわかにはやり出すこと。

巷では様々なものがブームとなり、廃り流行りを繰り返していく。幼い頃には、「かっとべ、マグナム!」と、ミニ四駆を走らせたり、名人すげーとか言いながらベアリングの入ったヨーヨーなんかで遊んでる時もあった。コロコロコミックが私の指南本であったことは間違いない。初代ポケモンをクリアしたあたりだろうか、そろそろ中学生になることもあり、そういった類のものに興味はなくなった。

その後は、勉強一筋!と、言いたいところだけど、卓球にのめり込んだのであった。そんな話は置いておいて、大人版コロコロコミックなんてものは無いのですが、自分に関係しそうでなんとなく最近の流行りだなと思うものをあげてみた。

・絶景地
・山
・キャンプ
・バイク
・島
パッと思い浮かぶのはこのあたりだろうか。

一過性のブームなら良い、人は飽きるからだ。

しかし、ムーブメントになるともう取り返しがつかない。山とキャンプはもはやこの域になっていると思う。

いやまあ、どの趣味も昔からあるものであるし、流行ることがいけないこととは思っていない。

ただね、陽な方々の参入が多いと感じるのです。

どれも最近の傾向では淡々と好きなことをしている人が好むものだと思っていた。どちらかと言ったら陰の人。”#〜として軽く自己紹介”とか、”#〜と繋がりたい”ってのとか見ると、「うっ…」ってなるのはきっと僕が陰だから。

この現象で、デジャヴすることがある。

休み時間、クラスの端っこで定戦をしていたら、いつの間にか流行ってしまい、追いやられるように廊下でやるようになった我々のグループ。流行りが過ぎると、まだやってるの?みたいな目で見られるのだ。

定戦とは何かと思う方が多いのか少ないのか全国区の遊びなのかわからないので説明しよう。机上で定規と定規で戦う遊びである、定規を動かす手段は基本的にはペンのみ、当てて落としたり、上に乗っけて動けなくすれば勝ちとなる。そんな遊びをしていたのであります。

脱線しましたが、わかりますよね?例えば、冬キャンプなんて市民権のなかった趣味が今やオシャレ道具のお披露目会ですの。

そもそも、キャンプは家族と行く以外、ましてやソロなんてマイノリティだったし、バイクなんて危なくてダサい部類だったと思う。山なんて暑いし疲れるしで、物好きしか行かないものだったと思う。島は気の持ち用かもしれないですが、行く人増えたと思っている。

先週は函南のあそこの予約をキャンセルしちゃいました。初回はとても居心地良かったんだけどね、次に行ったらわいきゃいしたりしてて、居心地悪くなってた、情報って早いね。

あと、そこまでメジャーブームではないとは思うけれど、驚いているのが、マンホールだ。

マンホールカードが出始めた頃は、やるなあと思ってたけど、カラフルなそれ用のマンホールとかポケモンマンホールとか出てきて、そういうんじゃないんだよ地域色のある柄が良いんだよってなってる。いや、何が悪いでもないし、カードももらうし、見つけたら撮るけど。

・〜女子
・〜映え
この言葉が出てきたら終わりだ。

いや、語弊があると思うので説明すると、社会的にも認められて、企業や自治体なども力を入れるし、関係するアイテムなんかも増えるし、活動しやすくなる。むしろ、始まると言っても良いのだと思う。

では、何が終わる?
悠悠自適に遊んでいたものが、何だか窮屈な気がしてくるのだ。

女性は男性受けを、男性は女性受けを考えるような、自己顕示を隠すことなく出してくる方々が増えてくるのである。

わかるかな?定戦で女子がかっこいい男子を応援したりし出す感じ。男子もかっこいいところを見せようとしちゃう感じ。それでね、僕が勝ってもダメな感じ。そんな感じ。

「死ぬまでに〜絶景」なんて本が流行り、Instagramが流行り、この流れは世のお仕事的には見事だったと思うが、「俺も私も」が顕著になった。

行きたくて行こうよ、やりたくてやろうよ、誰かがやった行ったからとかじゃなくて、同じアングルで撮るためじゃなくて。(身内ネタやら、それが楽しいのについてはもちろん否定はしません)

影響を受けたり参考にすることは良いことだと思う、何かで見た凄い景色を見たくなるのはわかる。ただ、先人の知恵や知識は尊重したい。自分の行動で迷惑などはかけないようにするべき。ましてや、自分が先駆者だなんて恥ずかしくて言えないものです。

なんやかんや言っていますが、世の流れが変わるわけではないので、好きなことを好きに続けたい。それだけです。

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