私は、平凡なサラリーマンだ。
どうしてこうなったのか?とりあえず脱線しないようにギリギリ人生のレールに乗り、社会的に効率が良さそうなところを及第点として着地した結果である。
別に職種も好きなことではない、消極的選択であった。むしろ、日々つまらなさすぎる。
では、なぜ働くか。
まずは生きるため、そして意欲があるから働く。決して仕事への意欲ではない、週末の楽しみへの意欲だ。
それなのに、県外移動が緩くなったのにも関わらず、なんだかメリハリの無い生活だったり、何をするにしても不完全さがあったりで意欲が乏しい状態なのである。なんか面倒くさいのだ。
そんなことでいいのか。と、自問自答をしている最中だ。
今回の自粛で感じたのが、遊びに行けないのであれば、今の仕事をしている意味は無いのではないかということだ。休みが程よく取れても、収入が安定していても、今は使う用途が無い。都会でマイホームとかの憧れも皆無ですし。ちまちまと欲しいものを買うものの、好きなことにエネルギーを使えない日々…。
在宅勤務によって自宅にいる時間が増え、夫婦で過ごす時間が圧倒的に増えたこともこんなことを考える理由の1つ。過去最長に共に過ごしたものと思う。
それはそれで悪くない時間であった。旅を共にすることで四六時中一緒にいることは当たり前の感覚なので、それが家になっただけ、違和感もない。
そしたら、そもそも魅力ある地方で生活し、共に過ごせば良いんじゃないか?前から、こんなことは何度も頭をよぎっている。田舎暮らしへの憧れは学生の時からあるが、職探しの自信は無い。農業なども豊かなものと思うが、もちろんそう簡単なことではない。覚悟なくできることではないこともわかっているからこそ、行動ができない。
とりあえず、旅に出向こうかね。
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