生活する上で何かに触ること無しでは生きていけない。お金を支払う時、飲食の時、スマホを弄る時、かわいいあの子の頭を撫でる時だって触る必要がある。
電車では吊り革、手摺に掴まる。電車に乗らない人も、立ち寄ったコンビニのドアを開ける時、会社のドアを開ける時、つまりは何かと公共物に対して多くのものに触る機会があるのだ。
僕は昔からそういった外で何かに触れた後、口にものを運ぶ時は必ず手を洗うか常備しているウェットティッシュで拭いてから口にしていた。例え小粒なフリスクだとしてもだ。山などで土を触っても大して気にはならないので潔癖ということでは無いと思うが、どこの誰が触ったかもわからないものが嫌だった。帰ったら手洗いうがいなんて当たり前だ。
おかげで、今までウイルス性の風邪を引いた覚えが無い。
毎日満員電車に乗ってもインフルエンザにはかからなかった。流行りに流行った時のノロウイルスも無縁だった。
ここで少し昔話を。小学生の頃だっただろうか、〇〇菌とか言ってタッチしたりバリアしたりしてた輩がいたのだが、皆さんの記憶にもあるだろうか。
その〇〇菌はタッチすればタッチした相手に渡り、謎のバリアでは跳ね返すというルールだった。まあ、鬼ごっこのタッチを菌として扱うような感じだ。
僕は〇〇くんのことは菌ともは思えなかったので、タッチもバリアもしない冷めた態度を示していた。そんなんだから友達が少なかったのかもしれないが、まあ、逆にトド菌ということにもならなかったのは幸いとも思える。
そんなことはどうでもいいのだが、今ウイルスが世の中の中心となっていることに異論はないと思う。
このウイルスを前述の〇〇菌としよう、そうだな、名前はバイバイ菌とでもする。
まずはAくんがバイバイ菌を右手に10持ちBくんの右手にタッチした。この状態ではAくんBくん共にバイバイ菌を5持っているくらいだ。ねっとりタッチすれば、Aくん1、Bくん9くらいにはなるかもしれないが、ねっとりはちょっとやめて欲しい。小学生のおふざけと違うのはこのバイバイ菌はタッチすれば自分の元から消えるわけでは無い。
しかし、まだAくんもBくんも持っているだけで、バイバイ菌に侵されてはいない。
ここでAくんは石鹸で手を洗い、Aくんの所有するバイバイ菌は0になった。バイバーイ!
Bくんは何故か自分の左手と握手して、その両手であちこちのものを触り始めた。教室のドアはもちろん、黒板消しやチョークまでも。
しかし、Bくんからはバイバイ菌はいなくなったわけではない、残りの菌がBくんの中で繁殖するかもしれないし、その手で目を擦ったり、ポテチを食べ始めたらバイバイ菌が粘膜に達するかもしれない。そうなるとバイバイ菌に侵されていくことになる可能性が出てくる。
Bくん、アウト。
しかし、ドアや黒板消し、チョーク等に関してはタンパク質を有さないことから、そのまま繁殖はしないので拭いてしまえばよい。
と、まあ色々述べたものの、専門家では無いので詳しいロジックなどはわからない。
バリアが使えれば1番良いのだが、これは当てはめるとワクチンになるだろう。旬な話題に近いレベルで取り沙汰されているが、みんながバリアを張れればバイバイ菌の行手は遮られれるというもの。
ネガティブキャンペーンが行われているけれど、怖いかどうかではなく、バリアは有効なのか、誰にでも危険なくバリアが張れるものか、そんなところを教えておくれと思うこの頃。
そして、仮にバリアを突破してきてしまっても、冷めた態度で受け付けないことが大事であることも広く知れ渡るべき。友達は少なくなるかもしれないが…。いや、違くて免疫力を強く持つことはどんなことにも必要である。
話のゴールが見えなくなってきた、とにかくこれからも触ることには気をつけて生活していこう。
バイバイキン!
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