遊ぶと言っても様々だ。
体を動かすスポーツ全般、インドアであれば映画鑑賞や読書など数多にあり、マニアックな遊びも沢山あるだろう。
自分の場合は、ツーリングや登山も含めて旅をすることが遊ぶことになる。
しかし、それは首都圏の地に住んでる逃避からきているのではないかとも思う。雑多な街並みで混沌とした環境に身を置くと、その中から解放されたいという思いが強くなる。
どこかの地方で迎える朝はとても良い、清々しいのだ。もちろん、その日が仕事が始まるわけではないことも大きな一因だが、世界が違う。視界には雄壮とした山々、煌めく海、清涼な川など、風趣に富んだ景観が広がる。
時に、地方都市で迎えることもあるが、東名阪福を除けば、やはり混沌とした世界からは離れた世界であると思う。
住んでる方からすれば日常の景色で、特に思うことはないのかもしれない。旅で見ている瞬間はたまたま良い日で、年間を通せば暑さ寒さ、雨や雪などに悩まされることもあるのかもしれない。
もしかしたら、良いと感じるのは非日常を味わっているからで、隣の芝は青いと同じような感情になっているだけかもしれない。
それでも、ちょっとそこまで歩けば癒しの景観が広がることは憧れである。もしかしたら、部屋から、玄関からの景色がすでにそれ。
バイクに乗って、ものの数分で交通量の無い優良路が待っていることに憧れる。夜、空を見上げれば星空が広がっていることに憧れる。障害物の少ない朝焼け、夕焼け空に憧れる。
また、食に関しても旅先で食べるものは一味違う。ご当地グルメやB級グルメ、ごくたまにはA級な食事も食べることもあるが、たとえあまり美味しくなくても何だか良いものである。
美味しいものは全て東京にあるとも言うが、では旅費も回してお金をかけて東京で食べ歩きをしたいかと言われればそれは違う。
家先でBBQができる生活に憧れるし、道の駅やら直売所なんかが近くて地のものに触れ合い過ごすことも憧れる。
おそらく、食に関して首都圏での大きな優位点はラーメン屋さんの豊富さになるのかなと思っているが、まあ無かったら無かったで、健康上も良いだろう。
“遊ぶ”からだいぶ脱線したが、自分の”遊ぶ”は、地を変えたらその場でできてしまうのではないか、おにぎりや何や持って近くの眺望の良いポイントで食べれば豊かな気分になるのではないかということ。
今の状況ではマイベストplayが旅である。ただ、地方にいたからといって旅ができないわけでもないし、頻度は減っても日常の生活が満たされれば良いのではとも思う。また、今後の仕事で休みが取りにくくなれば今の状況すらも破綻してしまう可能性があることを考えると恐ろしい。
全国を旅をしてる中、旅としてだけじゃなく、”住”の観点で見てたりもするのですが、中々どの土地も一長一短はあるものの良いところが多いものです。
そんなことを思う、”遊ぶ”ですが、皆様はどうなのでしょう。
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