2020年1月4日
テントの中とは違う、寒くない。しかし、暖かい布団の中から出たくない欲が発生することは警戒していなかった、出たくない。
眠い目をゴリゴリ擦り、布団から抜け出した。
荷物を持って下に降りると、ペリはもうほとんど準備万端ではないか。悪いね、ちょっと待ってね。駐輪場に行くと、2台のBMWは既に出発した模様だ。早いな…。
雲ひとつない青空の下、路面電車の走る姿に見入る。
支度をしたら出発。ここは熊本市街地、せっかくなので外からになるが熊本城の様子を見に行った。
あまり城は寄らないので、見たのは小さい頃に来た以来だ。震災の被害を受けて、復旧工事をしている。凄い足場だ、お城なはずだが不思議な光景であった。
朝ごはん無しプランだったので、まずはヒライを目指した。
昨日我慢した分、食べるぞ。朝だし、程々にしたいところだが、欲は止まらない。
ご当地コンビニ、神奈川にもあれば良いのになあ。緑と青と緑ばかりは面白くない。。。
それでは、ミルクロードから阿蘇を目指しましょう。天気や気温によっては寄れないと思ってましたが、予報は晴れ、氷点下にもならなさそうなので立ち寄ることに決めました。
この道の流れは悪いのは仕方ない、国道の復帰まではこの感じでしょう。
県道23号線からカルデラに下りることにした。阿蘇が目の前に、これですよ。
盆地に出たら、ペリを撮った。ちょっとカッコイイ。
この日は昨夜のうちに宿を取っている、阿蘇の冷え込みはバカにならないので、テントは鼻から予定に無いからだ。まずは身軽になろうと、宿へ荷物を置きに行くことにした。
ちょっとわかりづらい狭い道を抜けたところに、素敵な三角屋根が見えた、お世話になるのは”高原の宿 ノア“。
おじさん1人と猫1匹で、やりくりしているようだ。チェックイン時刻はまだだが、まずは荷物だけ置きたいと電話したところ快諾してくれたので、立ち寄った。
後ろの人は置いていくわけにはいかないので、荷物だけおろしたら出発。
せっかく南阿蘇にいるので、南側で阿蘇びましょう。まずは、”道の駅 あそ望の郷くぎの”でお昼ごはんの調達だ。
このおばあちゃん、キャラクターと言うか、おばあちゃんじゃんか。愛らしい…!
南側と言えばあそこでしょう、南阿蘇やすらぎロードで俵山峠へと向かう。
クネクネと走り俵山展望台に到着、ここからの開放感は凄まじい。
広場でご飯にしようと思ったものの、風が強かったので駐車場のところのベンチでムシャムシャ。
食べたら来た道を戻り、次はケニーロードへ。ほんとは、このまま西側に抜けてから東に向かって走りたかったが、通り抜けができないようなので、東側の細道を上ってきた。
元々は、グリーンロードだが、ケニーロバーツさんがベタ褒めしたらしく、この名前が付いたそう。ケニーロバーツさんのことはよく知らないが、有名なライダーらしい。
ペリが走りゆく姿を撮ったりしたら退散。ちなみに、この道はセローじゃあまり面白くないです、そんなにクネクネしないけど傾斜はあるのでスピードに乗れず登らないのです。舗装もバッチリ、広くて程よいワインディングが続くのでXRでは気持ち良いだろう。俵山峠は逆の印象かな。
それでは、阿蘇の核へと進む。
とんでもない道に入ってしまい、ペリに迷惑をかけながら、阿蘇パノラマラインへとやってきた。
冬の枯れた山々が黄金色に輝く道。
阿蘇の中岳の噴煙を遠方から。凄い勢いです、登りれるようになる日を待ち望んでいます。
いろいろ探してウロウロしましたが、日没は草千里付近で。
さすがは冬の阿蘇、陽が沈むと一気に寒くなる。逃げるように、パノラマラインを下り切った。
阿蘇の街でガソリンを入れたのだが、この時の空が凄い色だったのを強烈に覚えている。
阿蘇に来たら食べておきたいよねってことで、あか牛を食べれるお店を探す。年始なので苦労したが、阿蘇神社の近くに見つけた。「やよい食堂」だ。
馬刺しとあか牛を頂きました。美味しいよ!脂身の少ない中の旨み。ほんと、あか牛は美味しいです。
相変わらず寒い空気の中、西回りに南へ抜けて宿に戻った。お風呂に入ったら晩酌だ。九州、最後の夜に乾杯したら就寝。
走行距離:198.8km
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